利益と自己資本の関係

会社の決算書である貸借対照表(バランスシート)を開いてみれば、その左側には資産、右上には他人資本と呼ばれている負債、右下には自己資本というものが記されています。

貸借対照表というものは、この左側と右側の総計額がぴったりと合致するようになっているわけで、簡単に言えば、会社の総資産というものは、自前の資金と他からの借り入れ金とで成り立っている、ということです。

このために、この貸借対照表の右上と右下の数字を比較してみれば、自前の資金が多い会社なのか、借入金が多い会社なのかということは、一目瞭然なのです。

要するに、右上の数字が右下の数字よりも大きければ、借金経営の会社ということで、金融機関からの借入金に頼っているということ、その逆ならば、自己資金を基盤にしている会社ということになります。

従って、同じ額の売上を上げたとしても、右上の数字が多きな会社、つまり借入金に頼っている会社の場合には、売上の多くを借入金の返済に充てなければならないのに対して、自己資金を基盤にしている会社であれば、売上のほとんどが文字通りの収益となるのです。

このように、その売上額が同じであっても、借金経営の会社であるのか、自己資金を基盤としている自己資本比率の高い会社であるのかによって、その利益率というものは大きく違っているものなのです。

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